「さくら」に癒される日々 神奈川県秦野市 内之浦 大海(67歳)  
・名  前:秋の萩花号(メス)秋の萩花号
・愛  称:さくら(映画『寅さん』の妹名よりとる)
・生年月日:平成9年7月7日生まれ
・犬 舎 号:おぼない
・平成9年9月14日 秋田より到着
 
 私ども老夫婦と愛称「さくら」との出会いは全くの偶然でした。
 
 長年飼っていたシェルティーを亡くして、3年目の平成9年のことでした。
私は、ある本の巻末に掲載されていた犬類団体一覧で柴保を知り、中城会長にお電話して
平村さんを紹介されて縄文犬のことを初めて教えていただきました。秋田の照井さんから
譲っていただくことになり、9月14日に秋田から飛行機で羽田に届けていただきました。
 
 ケージの奥の方からふるえながら出てきたのが「さくら」でした。やせて、小さく私の
顔を見てびくびくしていました。7月7日生まれですから2ヶ月あまりでした。
その後平村さんに勧められ何回か展覧会にも出さしていただきました。そして準金章を
いただき会報等で過分なお褒めをいただきました。
 
 私は、縄文犬のこともよくわかりませんし、さくら以外に知りませんが、柴保の犬達は
皆天然記念物にふさわしい素晴らしい姿態をもち、老齢期を迎えた人間にとってはベストな
パートナーのように思われます。さくらを見て感じることは独立心が強く野生の気質を
持っている。庭にくる蜂、蝉、蜘蛛、などを捕捉して食べ、散歩のときなども自分の意思で
常に状況を判断して動こうとする。異常なほど音に敏感で、まるでもののけに憑かれたように
畏れることがある。人間に対する警戒心が強く、人前を嫌がり、恐れる態度は展覧会で
見られる通りです。臆病な犬、気の弱い犬と思われるのもいたしかたない犬です。
 
 でも私には、もっとほかに理由がありそうに思えます。野生動物が生きていく上での
警戒心と敏感さを強く備えているように思えます。他の動物などを恐れることは全くなく
車、人、騒音などに異常反応しています。過保護にした私の飼い方にも問題があったかも
知れません。飼い主との関係についても、前の洋犬と比較をするとお互いに信頼関係を築
くのに、大変時間がかかりました。つかまえようとすると逃げる。怒らないと命令を聞か
ないなど、ギクシャクしていた期間が1年余り続きました。車に乗るのを嫌がりなかなか
一緒に外出するのが大変でした。身体を洗うのもひと騒動でした。やっと意思疎通らしき
ものが取れて、甘えるようになったのは3年目ぐらいからです。今では私ども夫婦との
コミュニケーションもほぼ100%とれるようになり安心して日々の生活を送れるように
なったようです。学習能力も抜群であまり芸を仕込むのがいやなのでやらせませんがお座
わりから、伏せ、仰向けにごろんと1回転、などいとも簡単に覚えたのには驚きました。
番犬としても優秀ですし、健康で無病です。今や「さくら」は私ども老夫婦にとって孫の
地位を確保し日々の生活の癒しになっております。 
 
 
   秋の萩花号  秋の萩花号  平成13年10月8日 秋の萩花号
  
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